11月20日(月)稽古日誌
後両手取からの稽古を行った。
一教。持たせてるときに一歩引き出して。座技呼吸法のように両手を振りかぶるとき肘を前に。様々な指導法があるが、今回は取が自らの背に受の前面を貼り付けて前肩を傾けて前方に受を滑り落とす。前方に落ちてきた受肘を押さえて一教に。→三教。同様に受が前に滑り落ちてから手首を三教に持ち替える。
入見投①。流して持たせる。受が取りに来たら側方に進路を空ける。先に持たせた手は帯元につけ、体は受に向ける。受を後ろに回り込ませたら持たせた手を振りかぶり元の位置へ。受の背面に抜けているので崩して入身投へ。
この時もう一方の手は持たせない。
入見投②。受の背面に抜けるときにもう一方の手を持たせて、腰を切り受を反転に導き、崩して入身投へ。
小手返し。入身投②と同じくもう一方の手を持たせる。この時必ず掌は上向。腰を返したあとは交差取からの小手返の要領で。
四方投。もう一方の手を掌上向で持たせ、腰を返すときに親指をかけて四方投に。
後落。もう一方の手を持たせたら受の膝を切るように一度落としてからU字を描くように挙げる。先に持たせた手を頭上の頂点として受をぐるりと反転させて、静かに後ろに受身を取らせる。