6月15日(木)稽古日誌
有段者のみの稽古。佐倉合同研究会2023の稽古内容を振り返る研究稽古とした。
逆半身で受は掌を上に構える。取は上から掌を合わせて、重みをかける。次に重みを受の重心に移し、受の運動方向を操る。転換して引き出すこともできる。(演劇に関わる会員から、演劇の稽古「掌を合わせて重みをかけずに一方が導き、他方が目を閉じてついてゆく」も提案され試みる)。
交差取で同様に掌を合わせ重みをかけて、転身して受を引き出して入身投げ、四方投げ、小手返し。
研究会で稽古した一教(表)。受が肘を曲げるは表に入り、肩を中心に回すし、肘落とすと同時に踏み込む。受が肘を曲げないときは裏に入身して肘を中心に手を回す。
稽古後半は一教・入身投げの受の稽古が必要ではないかと提案があり、具体的な指導法について思案試行した。