今日はまず、体の転換・体の転換からの呼吸投げ・両手取り呼吸投げを行いました。
体の転換について
一般には一言で体の転換と言っていますが、
厳密に言えば
①入身 ②転換 の二動作から成り立っています。
ですからしっかり入身してから転換することが大切です。
次に
・正面打ち一教(表・裏)
①表は相手の打ち下ろす手刀に合わせて遅れないように入身すること。
相手を押さずに釣り上げるようにして崩して行くこと。
②裏は自分の軸が崩れないようにしっかりと裏に入ること。
・正面打ち二教(表)
①一教と同じに相手の膝が付くくらいに崩してから二教の握りに持ち換える方法
②打ってきた手を受けた手刀をそのまま切り下げて行って二教の握りにする方法
二つの方法で行いました。②はもたつくと反撃されますのでなれるまでは手技の稽古が
必要です。しっかりと切り下げてそこから持ち上げて行くときに二教の握りに
自然になってきます。途中でにぎろうとしないことが大事です。
最後に座技呼吸法
取りは力の均衡を作ってから握られた手を動かさずに手を中心として肘を前方に回転
させていきます。ですから少し沈み込むような姿勢になります。あくまで受の脇を開け
させるのが目的です。
以上で今日の稽古は終了です。
皆さんお疲れ様でした。