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2023年5月6日(土)稽古日誌

今春に入会した親子さんと実習で那須に滞在する他道場の稽古生さんを迎えての稽古

 先ずは片手を持たせて取は自分の正面で(腰と一緒に)自由に動かす。受は手首・肘・肩を柔らかく、手を離さずについて行く。

 座技呼吸法。受取は互いに押し込み、“見えない壁”を作る。取はさらに肘を押し込み、受を浮かせて、壁に沿って崩す。受は手を離さずについて行く。

 交差取から入身投(表)。掌を下に向けて持たせる。肘を落として手刀を立て、後脚を踏み込みつつ受け顔面を下から摺り上げるように受の顔面上に手刀を載せてゆく。受は受身の稽古のつもりで反り返りながら受身を取る。

 交差取から一教。上記入身投げと同様に手刀を立てて、受顔面の下から摺り上げる。受の肘が大きく曲がったら、受両足を一辺とする正三角形頂点に肘を落とす(表技)。肘を挙げさせた位置のまま転換してから、受けの肩を回すように肘を落とす(裏技)。

 もう一度座技呼吸法。膝に乗せた手を上から押さえつけられる形からスタート。大腿→体幹をなでるように手を引き上げて→面を被る所作から受けを崩す。 交差取から入身投(流して)。交差に取らせて転換して、体幹に沿わせて持たせた手を挙げてゆき、受顔面に下から当身を入れるように突き付けて入り身して崩す。 同様に交差取から一教(流して)。転身→体幹に沿わせて持たせた手を挙げてゆき、受顔面に下から当身を入れるように突き付けて肘を曲げさせる。

 交差取から四方投・小手返。持たせた側の肘を体幹に引き付けて、受を引き出して上肢をまっすぐに伸ばさせる。入身・転換する際に四方投(表)では肘を、四方投(裏)、小手返では肩を合わせると逃げられない。